ルースパウダー
季節が変わりこれからメイクアップには重宝するルースパウダー。
様々なパウダーを使いこなす事でよりメイクアップの決め手になります。
ルースパウダーとは?
ルースパウダーに含まれる成分は、ブランドや製品によって異なりますが、一般的には以下のようなものが含まれています。
- シリカ:肌のテカリを抑える効果がある吸着剤で、マットな仕上がりを与えます。
- タルク:吸油性が高く、テカリを抑える効果があります。
- ゼラチン:粘度を上げる効果があるバインダーで、パウダーの固まりを防ぎます。
- 酸化鉄:色素として使用され、肌のトーンに合わせた色味を与えます。
- 酸化チタン:紫外線吸収剤として使用され、日焼けを防ぐ効果があります。
- ミカ:パール感を出すために使用される光反射剤で、肌を輝かせます。
- ビタミンE:保湿や抗酸化作用がある成分で、肌の保護に役立ちます。
これらの成分は、肌に優しいものが多く、敏感肌の方でも使用しやすいものが多いです。ただし、パウダーの種類やブランドによっては、肌に合わない成分が含まれている場合もあるため、使用前には成分表を確認することが大切です。
パウダーレス
近年ではファンデーションやクッションファンデーションなどで素肌感や艶肌を作る人も多いですが本来化粧品会社が作っている化粧品はルースパウダーを最後に『纏わせる』様に商品を開発しているのがほとんどです。
もちろんパウダーレスの商品も存在しますし人気は高いです。その分カバー力を高めたり又は逆にカバー力を弱くして素肌感やツヤを重視するものも多いです。
使い勝手が良いのですがデメリットもあります。わかりやすいのが崩れや剥がれが出やすい商品が多いです。又肌の層が薄い為組み合わせ次第でUV効果や水分(保湿)不足になりやすかったりします
肌と馴染む仕組み
保湿をしてからメイクをされてると思いますが、保湿は化粧水、美容液、乳液、ファンデーションベース、UV、後にファンデーションやコンシーラを塗ります
図の様に肌の層は内部の保湿。
ですが角質層からは乳液、ファンデションベース、ファンデーションの流れになります。
保湿でも水分と油分とのバランスで内部の水分が出無い様にすることでバランスを保つことができます。
ファンデーションも水分と油分と粉で崩れや肌馴染みを保つ為にバランスを保ています。
つまりファンデーションに含まれる水分と油分、角質層(肌)の上に乗るのですが、人の体温が上がったり代謝が上がると汗や油分が体内から出てくる為先ほど説明した肌馴染みを保つ為のバランスが崩れる為、崩れや、剥がれの原因になります。
そも為、水と油と粉の話に出でくる『粉』がルースパウダーの役目になります。
ルースパウダーの役目
ルースパウダーはファンデションや肌作りの最後に纏うことで、ファンデーションの崩れを無くす役目とまた肌から出でくる水分や油分が出てきたときには余分な油分を吸い取り馴染ませます。
又外部からの水分などシリカ素材があるパウダーですとミストぐらいの水をカバーすることで崩れを抑えてくれます。酸化チタンが含まれるパウダーは吸収剤として使用され、日焼けを防ぐ効果があります
他、パウダーとして肌色を変えるともできますが、ファンデーションの色を変えてく無い人は、無色のパウダーを使えば色を変えることなく肌の馴染みを良くしてくれます。
まとめ
ルースパウダーメイクアップには必須アイテムと言える万能な役割があります。
肌の保湿を保つ為。ファンデーションとの馴染みを保つ為。肌の色を変える。紫外線から肌を守るなど。
ルースパウダーの意外な役割が分かったのでは無いでしょうか。
これから紫外線強くなる季節が始まり、春、夏、秋、冬、共にパウダーの役割が変わるオールシーズンで活用する必須アイテムとして是非活用してみてください。